2021.8.4にAWS-DVAの資格を取得し、AWSのアソシエイト(SAA、DVA、SOA)3冠を達成しました。
本日はこれまでやってきた勉強法といまから資格をとるだけのための方法をブログ記事にします。
ちなみにSAAはソリューションアーキテクト – アソシエイト(Solutions Architect Associate)
DVAはデベロッパー – アソシエイト(Developer Associate)
SOAはSysOps アドミニストレーター – アソシエイト(SysOps Administrator Associate)の略です。
主のAWS経験は1,2年ほどですが、がっつりやってるほどの経験値はありません。
ほんのちょっとかじった程度と思っていただいてOK。
注意事項
以下の守秘義務があるので試験内容を公開するようなことは当記事ではしません。
2.3 守秘義務
引用:AWS 認定プログラムアグリーメント
参加者は、認定試験を含む試験関連資料はすべて AWS 秘密情報であることに同意する。AWS は、あらゆる技術および知的財産権を含む、自己の秘密情報に対する権利、権原および権益を有する。参加者は、その形態を問わず、AWS 秘密情報を使用し、開示し、複製し、複写し、送信し、流布しまたは二次的著作物を作成することはできない。
動機
資格取得をしようとおもったきっかけはズバリ昇給のためです。
今の部署ではクラウドの資格取得が部目標になっているので資格取得が給与UPに直結しています。
前の部署では資格は見向きもされなかったので、前の部署なら給与UPには結びついてない可能性が高く受験していなかったと思います。
自分の勉強内容の振り返り
ここから各資格を取得するために実践した内容と感想を書いていきます。資格取得した順番はSAA、SOA、DVAの順番だったので、その順番で記載していきます。
AWS-SAA
SAAは書籍がたくさんあったので、amazonレビューで評価の高かった書籍2冊とAWSの無料環境を使って勉強し2回目の受験で合格しました。勉強期間は2,3か月ほどでした。
AWS-SOA
SAAに合格したように最初は書籍をメインに勉強しようと思いましたが、SOAは運用に関する試験なので書籍はほとんどありませんでした。
かろうじてSOAを対象にしてた書籍1冊と公式のサンプル問題、AWSのセミナー、模擬試験等利用しましたが数回不合格を経験しました。
公式やBlackbeltは範囲が広すぎてやる気がおきなかったのですが、この時の経験でふと思いました。
出典:ドラゴン桜
不合格を繰り返し、合格までに半年以上かかりましたが、後述の勉強方法を発見しなんとか合格しました。
結果としてSOAが一番難しい試験でした。
AWS-DVA
後述する勉強法を利用して勉強し1発合格しました。勉強期間は2週間ほどでした。
資格取得のためだけの勉強法
不合格を繰り返したAWSの資格試験ですが、勉強法を伝える前に試験形式をチェックします。
試験形式
試験形式は公式にあるようにマーク式です。
回答形式
試験には次の 2 種類の設問があります。
• 多肢選択式: 正しい選択肢が 1 つ、誤った選択肢 (不正解) が 3 つ提示される
• 複数回答式: 5 つ以上の選択肢のうち、正解が 2 つ以上ある
設問の記述に最もよく当てはまるもの、または正解となるものを選択します。不正解の選択肢は、知識や技術が不完全な受験者の誤答を誘うため、通常、設問内容の分野と一致するもっともらしい回答になっています。
出典:AWSSAA試験ガイド
未回答の設問は不正解とみなされます。推測による回答にペナルティはありません。試験には、スコアに影響する設問が 50 問含まれています。
勉強法は過去問がベスト
同じ試験を何回か受験すると同じ問題が出題されることがAWSに限らずほかの民間資格でもありました。
何回も受験して経験した結果、過去問勉強が合格への近道と判断。
センター試験の勉強等大学受験でも有用な選択肢がここでも有用。
出典:ドラゴン桜
過去問の探し方
手っ取り早いのは同じ試験を2回受験することだと思います。
1回目は試験の雰囲気に慣れることと英語の問題文を1問できれば2問暗記すること。
暗記した問題文をネット検索し、問題集のサイトを探して勉強すること。
そして勉強した知識で2回目を受験します。
これが資格取得の近道だと思いました。
合格した場合はいいですが、不合格した場合は記憶が薄れないうちに早めに過去問サイトを抑えておくといいと思います。日本語は訳が異なる場合もあるので英語で覚えるのがおススメです。私は3サイトほど見つけられましたので探すのはそんなに難しくないと思います。自分にあったサイトを利用してみてください。
過去問サイトを抑えればほかの試験はつぶしが利くようになるので
ほかの試験を受験するときは2回も受験する必要はなくなります。
日本語より英語
AWSに関しては日本語も受験可能ですが、日本語の問題と解答だけで判断するのは危険です。
守秘義務に触れる可能性があるので詳細は伏せますが、
例えば英語の回答群の中に「.warファイル」というのがありましたが、日本語の回答群では「.wasファイル」となっていました。
.wasという拡張子はない(あったとしても.warとは役割が異なる)ので日本語の.wasの選択肢は不正解とチェックするのは危険です。
他にも問題文の日本語訳がおかしな箇所が数か所あったので日本語の問題文と回答群だけでチェックして次の問題に進む前に英語の問題文と回答群をチェックすることをおススメします。
迷ったら公式が正解
勉強するとAもBも正解のように思える選択肢が出てくることがありますが、そのときはAWSマニュアルに掲載されていないかチェックすることをおススメします。
AWSの問題ならAWSマニュアルが正となる問題しか作成しないからです。
こういう場面でAWS公式マニュアルやBlackBeltを確認、もしくはAWS無料環境による実機検証をしましょう。
もしくは1,2問なら捨ててもいいと判断し「迷ったらこっちを選択」と
自分のルールを決めて臨んでもいいと思います。
書籍は微妙
最初は資格取得に書籍を利用していましたが、いまでは書籍の勉強はAWSのようなクラウド系資格には向かないと結論付けました。理由は以下の通り。
- そもそも書籍では試験範囲を全てカバーできない。
- クラウド進化に対応できない。
- ズバリ書籍と同じ問題はほぼ出なかった。
特に試験に合格するために書籍を購入しているのに結果として役立ったと思わなかったのが痛い。
知識を得るための目的であればいいと思いますが資格取得の目的ならば書籍は不要。
模擬試験とサンプル問題は不要
AWSには2000円で模擬試験が受験できます。
また試験ページにサンプル問題が10問前後公開されていますが、
共に資格取得のためならばやる意味は不要です。
資格は楽して取得
というわけで一番自信のないDVAをこの勉強法で2週間で突破したことで気が楽になりました。
元々業務スキルと資格の保持は完全にマッチしないことは経験済なので
資格取得は単価向上(給与UP)のためと
割り切れるならばこの勉強法はおススメだと思いますので是非お試しください^^
出典:ドラゴン桜
まとめ
当記事のまとめです。
- 情報元は2021.8月までの自身の経験
- 勉強法は過去問がベスト
- 過去問サイトは1回受験した内容を基に自分で調査
- 日本語より英語(試験時も迷ったら英文の問題と解答を確認)
- 公式マニュアル、Blackbelt、実機検証は過去問の勉強の補足に利用
- 書籍、公式サンプル問題、模擬試験は不要
- 業務スキルと資格保持は完全にマッチしない
追記【2022年7月】
AWS-SAAの資格がもうすぐ有効期限を迎えるので2022年6月24日に再受験してきました。
無事1回で合格しました。
ただ合格点が前回より低かったので、ひょっとしたらこの3年間の間に修正された機能とかは資格試験に反映されていない可能性があるかもしれません。AWS-SAAの今の試験は2022年8月29日にリニューアルされる見込みなので、そこで古い内容の設問はカットされると予想します。
Azureの合格体験記です。やることは同じです。
AWS-SAPの合格体験記です。こちらもやることは同じです。
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