前置き
2023年6月に電気代が上がるというニュースがありましたが、対策はバッチリですか?今回は固定費の1つである電気代の契約電流(アンペア)数の見直しをしてみましたので、そのやり方と注意点を記事にします。
2023年6月時点の私の契約している電力会社は東京ガスですので、東京ガスについて記載していきますが基本的に契約電流(アンペア)が低下すると基本料金も下がるはずなので、どの電力会社でも使える内容だと思います。
事前準備
必要情報
契約アンペアの変更をするにあたって必要なものを以下にリストアップします。
お客さま番号は毎月の請求書に記載されている4-3-4の全11桁の番号になります。
基本料金
東京ガスの契約電流はホームページに記載されています。
契約電流を10A下げることができればだいたい月300円、1年で約3600円前後の倹約になります。2023年6月時点で東京電力も契約電流の基本料金なので同じくらいの倹約になります。
契約アンペアの引き下げ方
webで申込
契約アンペアの引き下げ方は契約している会社のホームページに書かれています。
例えば、筆者が契約している東京ガスでは以下のように記載されています。
画面下部にある「Webでお申し込み」ボタンをクリックすることで契約アンペアの変更を実施することができます。
申込ページに「原則として1年以内にアンペア変更を行なっていない方」とあるけど、もし契約電流を少なくしてブレーカーが落ちる事象が頻発したら1年は我慢しないといけないのかなぁ?
私もこの条件が気になって東京ガスに問い合わせしたんだけど、生活に支障をきたすレベルであれば対応してくれるという回答をもらったので必要以上に恐れる必要はないよ。
作業立会い
申込時に指定した立会いの日に作業を見届けて契約アンペアの作業は完了です。作業自体は30分程度で完了しました。立会いのときは特に必要なものとかはありません。
最新の設備のマンションだったりするとブレーカーの切替作業は遠隔操作できる(立会いの必要がない)と聞いてびっくりしました。
作業完了のハガキ保管
後日、契約変更完了のハガキが届くので保管しておきます。
作業を依頼するまではドキドキしましたけど、実際依頼をしてみると想定よりはるかに簡単で拍子抜けしました。
アンペア制限の注意点
ここからは契約電流を下げたことでブレーカーを落とさないための注意点を記載していきます。
東京ガスのホームページのQ&Aに項目はありますが、はっきりとした回答は記載されていないため、家電製品を取り扱う営業さんや作業を実施した担当さんにヒアリングした内容は以下の通りです。
1000Wはだいたい10A近くの電力を要求します。代表的な家電はオーブンレンジ、IHコンロ、ドライヤーなどが挙げられます。これらの家電を同時に使用すると契約電流(アンペア)をオーバーしやすくなります。ワット数は家電製品に記載されているので頭の片隅に入れておきましょう。
炊飯器は炊き上がり直後、エアコンは電源を入れた直後、食洗器は乾燥している最中、ドラム式洗濯乾燥機も乾燥中に多くの電力を消費するようになります。
特に使用電力に幅がある家電製品はどのタイミングで電力消費が多くなるかを頭の片隅に入れておくだけで電気代節約に貢献できるようになりますね。
まとめ
今回は電気代の高騰を受けて固定費の削減の1つとなる電気代の基本料金である契約電流(アンペア)を下げる方法とブレーカーを落とさないためのコツを記事にしました。
最適な契約アンペアを把握するのは電力会社のホームページにも書いてないので判断するのは難しいですが、本記事が高騰する電気代の負担を和らげるための参考になれば幸いです。
本日も当記事を最後まで御覧いただきありがとうございました。
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