前置き
大人気のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500ですが、どちらの商品を購入しようか迷ってませんか？今回は投資初心者に向けてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500のどちらがいい成績を出しているか自身の投資成績を公開します。商品選定に悩んでいる方は是非最後まで見ていってください。
どちらもいい商品なので、両方の商品を買うという選択肢ももちろんありです
筆者の投資スタイル
成績を公開するにあたっての比較の前提条件は以下の通りです。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は楽天証券の特定口座で購入
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は毎月17000円入金（11月、12月の入金額は16000円）
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は32ヶ月毎月積立
- SBI・V・S&P500はSBI証券の特定口座で購入
- SBI・V・S&P500は毎月50000円入金（最初の2ヶ月の入金額は10000円）
- SBI・V・S&P500は8ヵ月毎月積立
- 購入日はどちらも毎月1日に購入指定
- 入金額と投資期間が違うので投資期間を同じにして騰落率で比較
まだまだ投資経験は浅いほうですが、コツコツ積立投資を実施しています
8ヵ月の成績比較結果
2023年2月時点で楽天証券は土日を除いた営業日成績が閲覧できますが、SBI証券は毎週末の営業日成績しか過去の成績を確認できないので、各月最終週末日の資産額でみていきます。
SBI・V・S&P500は毎月の50,000円に加えてVポイントもポイント入金しているため、入金額は320,000円よりも多くなっています。ポイントだけで8500円分入金できているのでポイント投資も侮れないです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のほうが投資期間が長いので、SBI・V・S&P500を最初に購入した2022/6/2を起点としてみていきます。
8カ月の成績でみるとSBI・V・S&P500は上図の通り-2.52%、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は119,000円の入金額に対し114,577円の資産額となり-3.71%となりました。
この成績をみるとどちらがいいかという問いに対してはSBI・V・S&P500のほうがいいとなります。
短期間成績では原価割れも
8カ月の成績だけをみるとどちらも入金額を下回っている結果になりますが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の全期間の成績を見ると+15.76%の利益を出しており、短期間で成果を出したい場合にはおススメしませんが、長期間で成果を出したい場合はおススメです。
2023年時点では銀行に500,000円預金しても利息は年50円程度です。短期的に使う予定のないまとまったお金はコストの安い投資信託に変えて資産を増やしてもらってはどうでしょうか？
まとめ
- 8カ月成績だけ見るとSBI・V・S&P500がおススメ
- 2つの商品の実質的な差は信託報酬で0.003%ほどしかないが結果の差は大きくなっている
- 投資期間が短いと原価割れすることもあるが、長期期間で見るとプラスになりやすい
投資は自己責任でたしかに2022年から2023年にかけて米国株は好調とは言えない相場が続いていますが、長期間においてはS&P500は右肩上がりになってますので、銀行に当面使う予定のないまとまったお金はお金に働いてもらいましょう。
以上、本日も最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
2023年8月時点で投資を始めるならSBI証券が一番おすすめの証券口座です。これから投資を始めてみようかと考えている人はまず証券口座を開設しましょう。証券口座を持ってないお金持ちはいないですよ。
【2023年3月追記】eMAXIS Slim S&P500の信託報酬引き下げ
2023年3月15日、三菱UFJ国際投信がeMAXIS Slim S&P500の信託報酬引き下げを発表しました。
いままではSBI V S&P500のほうが信託報酬が低かったため、SBI・V・S&P500がおススメとしてきましたが、信託報酬だけ見ると SBI・V・S&P500：0.0938%程度 eMAXIS Slim S&P500：0.09372％以内とSBI・V・S&P500よりも下げてきました。
2023年3月以降だとeMAXIS Slim S&P500のほうがいい可能性がありますが、ほとんど差がないので、既につみたてを開始している方はこれだけで商品の買い替えはしなくてもいいと思います。
SBI証券にて投資信託を買う場合は三井住友カードゴールド(NL)がおススメです。
筆者の2022年の投資成績は以下にて公開しています。
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